【フリーランス】ヨガインストラクターの確定申告。経費に「できるもの」と「できないもの」を知ろう

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こんにちは、ヨガインストラクター&ライターのあゆみです。

さて、今年も確定申告の季節がやって参りました…というか、もう受付期間に入ってしまいましたね。

個人事業主としてヨガインストラクターをしている方(フリーランスやスタジオ運営などされている方)は、各々、お住いの地域の税務署に3月15日までに申告が必要となります。

確定申告の基本的なやり方については他のサイトでとてもわかりやすく解説されていますので、そちらを参考にしてください。

 

では、フリーランスのヨガインストラクターが確定申告をするときに悩むのが「どこまで経費として申請できるのか」ですよね。

ヨガのインストラクターという業務をする上で発生する賃金は基本的に申請できるのですが、それがどの範囲を指すのかは人によって解釈が分かれるみたいです。

ヨガインストラクターが「経費にできるもの」

まずは、私が今まで経費として計上できたものをリストアップしていきます。

  • 交通費
  • ヨガウエア
  • ヨガマット
  • 音楽CD・ダウンロード代
  • ヨガ関連の書籍
  • ヨガスタジオ受講料
  • 月々の携帯代の3分の1~半額程度
  • その他雑費

ではひとつひとつ見ていきましょう。

交通費

こちらは経費として計上できます。特にフリーランスのヨガインストラクターは移動が頻繁にありますので、きちんと計上しましょう。

支払調書や報酬の明細表をもらっている場合※2018年3月9日追記

※支払調書をもらったというヨガインストラクターさんより、「支払調書が発行されている場合の申請はどうすればいいのか」と本日お問い合わせをいただきました。ありがとうございます。

支払調書とは…

業務の請負先が私たちに支払った報酬を記載しているもので、源泉徴収票のかなりシンプルなものと考えるとわかりやすい。源泉徴収票とは違い、支払調書は支払いをする側に発行の義務がないため、発行していないスタジオはとても多い。

支払調書や明細書の発行がある場合、そこには交通費が含まれていない「報酬額」のみの記載があるか、もしくは交通費が別途記載してあるかと思われます。

交通費を別途支給されている場合、そのスタジオの分の「旅費交通費」は経費として申請せず、支払調書や明細書に記載されている報酬額のみを「収入金額」として申請しましょう。

交通費を支給されていない場合、そのスタジオの分の「旅費交通費」を自分で計算して経費として申請し、支払調書や明細書に記載されている報酬額を「収入金額」として申請しましょう。

支払調書や明細表をもらっていない場合

支払調書・明細表がなければ、銀行に振り込まれた金額などを確認しながら申請をする必要があります。

交通費を別途支給されている場合、レッスンの報酬+交通費の金額を「収入金額」として申請し、経費に「旅費交通費」として別途支給された交通費の金額を記載します。

交通費を支給されているのにもかかわらず、「収入金額」として交通費を抜いたレッスン報酬を申請し、経費として「旅費交通費」を申請するのは当然NG!

交通費を支給されていない場合も、収入金額と経費で申請します。「収入金額」として、レッスン報酬の金額を申請し、「旅費交通費」としてスタジオの往復でかかった交通費の金額を記載し申請しましょう。

交通費は領収書が出ないので申請の仕方がわからないという方もいますが、交通費は「出金伝票」に自分で記入すればOKです。交通費が発生した日付や料金、スタジオ名も記入しておくとわかりやすいです。

オーディションや面接で発生した交通費も申請できますので、必ず記録に残しておきましょう。

車通勤の場合

また、車で通っているのであれば、ガソリン代も計上できます。

ただしこちらも、例えばレッスンのあとにどこかへお出かけしたとして、その時のガソリン代まで申請してはいけません。「スタジオの行き帰り」に使った分だけ申請できます。

あくまでも常識の範囲内で、「業務のため」の経費を申請しましょう。

ヨガウエア

こちらはヨガインストラクターの必需品。もちろん計上可能です。

ウエアを購入した際は必ずレシートや領収書をとっておき、ウエアだけを計上します。(例えば同じ店で普段の生活で着るためのセーターを買っていたらそれは対象外)

ただし、週何本レッスンをするかにもよりますが、あまりにも大量に買い込んで何十万円にも及べば、もしかしたら税務署から指摘が入るかもしれません。

何度も言いますが、あくまで常識の範囲内です。

ヨガマット

こちらもヨガインストラクターが必ず使用するものですね。

ちなみに、自分でスタジオを運営している(もしくはレンタルスタジオでレッスンをしている)方は、スタジオに何本かヨガマットを用意してお客様にも貸し出したりすると思います。

お客様からヨガマットのレンタル代(例えば、1回100円など)をいただいていたとしても、スタジオ運営のために購入したヨガマットは経費になります。

音楽CD・ダウンロード代

レッスン中に使用する音楽はとても大切。こちらも経費です。

ただし、レッスンで使用するものに限ります。自分の趣味で買ったCD・ダウンロード曲の代金は申請できません。

ヨガ関連の書籍

こちらは、ヨガのポーズ集やヨガの思想等の書籍のこと。

こういった本を読むことも、ヨガについての勉強です。ヨガインストラクターとして、ヨガについて学びを深めることは仕事の内のひとつ。

ですので、こちらも経費として計上しましょう。

ちなみにわたしが申請したもので「ヨガ」と名がつかなくてもヨガ関連の書籍として扱われたのは、筋トレやストレッチ、身体のツボ、解剖学・生理学、東洋医学、ダイエット、アロマテラピー、ミニマリズム等の書籍でした。

ただし、必ず「業務で使用するため」であるとはっきり言えなくてはなりません。不安なら、どこまでが「ヨガインストラクターの業務のため」だと認められるか直接税務署に聞いてみるのが一番ですね。

ヨガスタジオ受講料

こちらは意外だと思われるでしょうが、インストラクターとして自分のヨガを深めるため、ヨガのレッスンを勉強するため、また他のスタジオの調査をするために通うのであれば申請できます。

ただし、「経費にできるなら、とりあえず気になってる10か所のスタジオで、全部通い放題で登録しちゃお☆」などというのは当然NG!

必ず自分がインストラクターとしての業務を向上するために通うための受講料を申請してくださいね。

月々の携帯代の3分の1~半額程度

フリーランスの場合スタジオとよく連絡を取るため、通信費として計上可能です。

代行等を依頼される場合や、スタジオスケジュールの変更など、意外とよく連絡が来るのです。

自分の予定を確認したあと電話などで連絡をすると、意外と電話代がかかっている…ということで通信費は絶対に申請したほうがいいです。

ただし携帯代を全額申請するのはさすがに不自然!業務のために使われる通信費はだいたい3分の1~半額程度だと思いますので、そこは良識の範囲内で申請をしましょう。

その他

上記以外だと、ティンシャ(チベットシンバル)やヨガブロック、ヨガを解剖学から教える人は骨の模型なども経費に。

また、汗で落ちにくい、フィットネス向けの化粧品や、ヨガスタジオとの面接や打ち合わせなどで発生した飲食代なども経費に含まれます。

さらに、サーバーを借り、独自ドメインを使ってブログなどを運営している方はサーバー代やドメイン代も。

スタジオを運営している方であれば、スタジオの家賃やレンタル代、水道光熱費、スタジオのインテリアに至るまで経費となりますので、きっちり申請して節税対策をしましょう。

注:紹介した「経費にできるもの」は、各々の働き方や収入によって経費として認められない場合もあります。少しでも不安な点があれば、直接税務署にご相談ください。

ヨガインストラクターが「経費にできないもの」

それでは、経費にできないものもチェックしましょう。こちらはざっくりと。

プライベートで使う化粧品

日常生活で使用するための化粧品は当然経費になりません。

「プライベートでお客様と会うかもしれないし…」という人もいるのですが、あくまで経費は業務のためのもの。

レッスンで使用する専用の化粧品以外は申請しないのが無難です。

スタッフやインストラクター同士での個人的な飲み代

こちらもプライベートとして扱われます。

打ち合わせと称して申請してしまう方もいるかもしれませんが…できれば経費にしない方が無難だと思います。

まとめ

大切なのは、申請したモノではなく、それが「どういう目的で使われたのかきちんと説明できる」こと。

「この程度ならごまかしてもバレないかな」なんて思っていたら、国から正式に怒られて、さらには罰金が課せられちゃった…なんてあまりにも情けないですよね。

そうならないためにも、自分が「業務に使ったものの金額だけ」を申請するよう心がけましょう!

「これ、経費として申請したいけど大丈夫かな?」というものがあれば、それらをリストアップして、直接税務署に相談したり、電話をして聞いてみましょう。

現在は確定申告の受付期間なので税務署も忙しいと思いますが、相談自体は一年中可能なので、来年以降も不安なことがあれば早めに相談しておくと良いですね!

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