究極のヨガポーズ、シャヴァ・アーサナ(屍のポーズ)についてもう一度復習しませんか?

広告




こんにちは、ヨガインストラクター&ライターのあゆみです。

ヨガのインストラクターはもちろん、レッスンを受けたことがある人ならほとんどの方が知っているシャヴァ・アーサナ(屍のポーズ)。

基本的にはレッスンの最後に行ない、屍のように心も身体も静かにリラックスして力を手放し重力に身をゆだねて、眠りに落ちる直前のような心地の良い「無」の状態、つまり瞑想状態へ導くポーズです。

ですがこのシャヴァ・アーサナ、最近はちょっとおろそかにされているように感じます。シャヴァ・アーサナの時間が極端に短かったり、中にはシャヴァ・アーサナをやらないクラスも…

でも私は「シャヴァ・アーサナのないヨガなんてヨガじゃない!」と思うんです。

そこで今回は、改めてシャヴァ・アーサナの効果や目的を復習してみたいと思います。

ポイント

  • ヨガマットやバスタオル、硬くない床の上で仰向けで寝転がる。
  • 一度大きく伸びをしてから行うと身体がまっすぐになり楽な体勢が取れる。
  • 両足は肩幅より少し広い程度に広げて、膝とつま先は外側へ向け力を抜く。
  • 脇は、脇の下に卵が1個入るぐらい広げる。手のひらは上に向ける。
  • 奥歯のかみしめや眉間のしわはゆるめる。顔全体の力を抜く。
  • 呼吸は自然に。このポーズでは無理に呼吸を深めすぎる必要はない。
  • このポーズを解く際は、急に動かず、手足を少しずつ動かし、頭を軽く左右に動かし、両膝を立ててゆらゆらと膝を左右に動かして骨盤周りを刺激してから身体を左右どちらかへと倒しゆっくりと起き上がる。

効果

  • 全身の疲労緩和
  • 精神の安定、気持ちを落ち着かせる
  • ストレス解消
  • 自律神経のバランスを整える
  • 脳内を瞑想状態へと導く

ポーズの話

究極のリラクゼーションポーズであるこのシャヴァ・アーサナ。ヨガのレッスンの最後には必ずこのポーズが登場します。

身体を床へと預け、命が尽きた屍のようにすべての力を手放すことで、身体が大地へと沈み込んでいくような感覚を感じられるポーズ。

約5分間屍のポーズを行なうことで、1時間の睡眠と同等のリラクゼーション効果を得られるとも言われています。

ヨガのレッスンを受けたことがある方は、レッスンの最後のこのポーズでつい眠っていしまったという方も多いのでは?シャヴァ・アーサナに入るとよくお客様のいびきが聞こえてきます(笑)

また、ついつい仕事のことや晩御飯のことを考えてしまったり、意識があちこち飛んでしまったという方もいるでしょう。

実は、眠るわけでもなく、何かを考えるでもなく、心を「無」にして過ごすことがこのポーズでは求められるため、本当にシャヴァ・アーサナを習得するのはとても難関です。

心を「無」にした状態とは、いわゆる「瞑想」状態。ヨガの本質は、何百もあるポーズをたくさんこなすことではなく、ポーズを行ない集中力を高めたのちに、この瞑想状態へと入ることにあります。

つまりヨガのレッスンを終え、最後にシャヴァ・アーサナを行なうことは理にかなっているのです。

日本で行われているヨガレッスンではシャヴァ・アーサナを真に習得することを求めるスタジオはほとんどありませんが、自分のレッスンでシャヴァ・アーサナより深めたいという方は以下のことをおすすめします。

呼吸を数える

吸う・吐くを「1」として呼吸を数えることで、余計なことに意識が向かなくなります。自分の呼吸の音を聴き、自分が呼吸をしているという事実を感じ取りましょう。

数がわからなくなると集中力が切れるので、「10」までいったらまた「1」に戻ったりと、お客様が数えやすいように工夫してください。

呼吸にイメージを付ける

たとえば、息を吸うことでポジティブなエネルギーを体内に取り込み、息を吐くことで自分のストレスを外に出すといったようなイメージを付けてあげることで、そのイメージに意識が向きます。

自分の心の状態を把握できるため精神も安定しやすくなり、真のリラックスを味わうことができるでしょう。

情景を思い浮かべる

自分がリラックスできるだろうな~と思うような情景を浮かべましょう。穏やかな海辺や森林の中、雲の上や水の上、おうちのふかふかベッドの上…

リラックスできる空間に身を置いている感覚を味わい、何も考えずただただ「気持ちいいなぁ~」と思うことで穏やかな瞑想状態へと入りやすくなります。

まとめ

難関なポーズだとは言いましたが、難しく考えることはありません。快適だと思えることが一番大切です。

忙しい日々を過ごしている方は特に、たまには何も考えない時間を作ってもらって心と身体を癒してあげたいですよね。自分をいたわってあげられるのは自分だけですから。

他のポーズを行なう時間がなくても、シャヴァ・アーサナだけはやった方がいいと言われるほどの究極のヨガポーズ。ぜひ一度見直してみてくださいね。

広告